
エージェントを一人で働かせるのはもうやめよう!Hermes と DSH を組ませたら効率が10倍に
ソフトウェア工学を学び始めた頃、教科書には、1人で作業するよりもペアプログラミングの方が良い設計とコードを生みやすいと書かれていました。キーボードを操作する人はドライバー、コードを確認する人はオブザーバーと呼ばれます。

Codex で生成した画像
ラリーにも同じような協働があります。1台にドライバーとナビゲーターが乗り、ロードブックを使って、難しいコースを2人で走り抜けます。

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ペアプログラミングとラリーには共通点があります。1人が実行に集中し、もう1人が全体を見ながら次の展開を予測し、必要に応じて軌道修正することです。同じ環境を共有して連携すれば、複雑な作業での認知負荷とミスのコストを減らせます。
この考え方に沿えば、LightVela の同じ作業環境でコンテキストを共有し、役割を分担し、制御を受け渡すことで、Hermes Agent と DeepSeek Harness も似た関係を築けます。
LightVela は現在、Hermes Agent と DeepSeek Harness(以下 DSH)を同じクラウド環境で動かすことに対応しており、このような協働を試せます。
Hermes Agent は、人とその仕事を継続的に理解することが得意です。好みやプロジェクトの知識を保持し、仕事の進め方を Skills にまとめ、チャットチャンネルを通じてタスクを受け取り続けられます。そのため、ナビゲーター役に向いています。
DSH は特定のワークスペースに集中します。その中でファイルを読み書きし、テストを実行し、エラーに対処するなどの作業を行えるため、ドライバー役により適しています。
設定方法:準備編
最初にひと言。この構成にはスキルとツールのインストールが必要です。AI の探索や試行錯誤を楽しむ方向けの実験的な方法で、より使いやすい製品体験はまだ設計中です。
ここまで読んでいるなら、きっと試してみたい方でしょう。ただし AI の動作は予測しきれないため、手順どおりでも成功するとは限りません。困ったら AI に解決を手伝ってもらいましょう。あなた自身も協働の一員です!
まず LightVela で自分のエージェントを作ります。始め方は簡単です。中国向けサイトでは WeChat、QQ、電話番号、国際向けサイトでは Google と GitHub でログインできます。無料トライアルもあります。
私は4,500クレジット付きのプランをおすすめします。実際に使った感触では、かなり長く使えました。

申し込み後、「探索」で DeepSeek Harness を探し、ページを開いてインストールします。

インストールには約1〜3分かかります。私が試したときは1分ほどで完了しました。

インストール後は、同じページから DSH のモデル設定と WebUI の起動ができます。
編集注:この部分の体験にはまだ改善の余地があります。DSH はモデルを別途設定する必要があり、モデル設定をうまく同期する方法はまだ見つかっていません。

ここでは DeepSeek の公式モデル、公開されたばかりの DeepSeek V4.1 Flash を使いました。マルチモーダル入力にネイティブ対応し、価格も手頃です。設定の詳細は省き、リンクを載せておきます。
DeepSeek API プラットフォーム:https://platform.deepseek.com/api_keys
さらにモデルを設定したい場合は、WebUI に直接アクセスすることもできます。こちらも簡単です。
WebUI を開く際、URL を知られただけで他人にアクセスされる心配はありません。LightVela が専用ドメインを割り当てて認証を追加するため、使えるのは自分だけです。

設定方法:肝心のステップ
次はスキルをインストールします。このスキルは、DSH を Hermes Agent のツールとして登録することと、Hermes Agent にその呼び出し方を教えることの2つを行います。
これは Hermes Agent が現在備える仕組みを利用した1つの方法にすぎません。私は vibe coding でこのスキルとツールを作りました。使いづらい点やもっと良い方法のアイデアがあれば、LightVela コミュニティで話し合いましょう。
次のメッセージをコピーして LightVela の Hermes Agent に送り、初期設定を行ってください。
https://skillhub.cn/install/skillhub.md に従って @user_70854421/dsh-pilot をインストールしてください。チャットチャンネルを設定したくない場合は、Chat ページから Hermes Agent に直接送れます。

結果はおおむね次のようになります。通常は DSH の状態を確認する必要があるので、エージェントに尋ねられたら実行を許可してください。

登録が終わったら、新しく登録したツールを有効にするよう Hermes Agent に頼みます。

有効化されるとエージェントが知らせてくれます。

使い方:それぞれの得意分野を生かす
LightVela の Workbench と組み合わせるのがおすすめです。Workbench は静的ウェブサイトのホスティングに対応しているので、エージェントが生成したプロジェクトを直接クラウドにデプロイできます。将来的にはバックエンドサービスのデプロイにも対応する予定です。
簡単なデモとして、次のメッセージを Hermes Agent に送ってみてください。
先ほどインストールしたスキルを使い、シンプルな静的ブログページを作ってください。あなたが計画を立て、DeepSeek Harness がコードを書き、その後あなたがレビューしてください。
完成したら website-builder スキルでデプロイしてください。順調に進めば、2つのエージェントの協働は次のようになります。

タスクが成功すると、次のような結果になるはずです。

サイトにはアクセスできますが、仕上がりはまだかなりシンプルです。

ほかの活用方法は、ぜひ皆さんで探してみてください。この記事が試してみるきっかけになればと思います。
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